Bryce 5のレンダリングオプションは、非常に細かいセッティングが可能となった。
逆に言うと、使いにくくなりそうだが、試してみた所では通常の用途ではデフォルト設定を、
影のボカシ、焦点深度など特別な場合にのみ、細かい設定を求めれば良いようだ。
ソフトシャドウについては別頁で説明しているので省略。
ボカシ反射(Burry Reflections)は、反射像が距離に応じてボケるもので、
たとえて言うなら、風呂場で曇った鏡のような物を想像すると良い。
ボカシ透明(Burry Transmissions)も同じく、今度は曇りガラスのような効果を出すのだが、
試してみると途中から物体が見えなくなるなど、少し違うようだ。
高精度環境光(True Ambience)を指定すると、近傍にある物体のAmbience設定にある色が、
シャドウ部分に反映されるというもので、ややラジオシティっぽい結果を得る事ができる。
もっとも、シャドウ部のみにしか反映されないので、イコールではない。
焦点深度はレンズによるボケ効果を実現する。パラメータが2つあるが、上がボケ具合
(ここではレンズ半径、即ち絞り量で与える)、下が焦点位置までの距離である。
レイトレ反射限界数は、従来鏡を向かい合わせた時に7回までしか反射が計算されず、
その先は真っ黒になっていたのを解消する。反射面が多い時にここを大きくすると、
当然、レンダ時間は伸びる。
内面反射限界数は、物体内部での光線反射数を決める。これまでのBryceでは、
物体内面の反射を計算しなかった為、例えばダイヤモンドを作成しても、
輝くような透明感が得られなかった。ここの値を大きくする事で、よりリアルな透明物体をレンダする事が出来る。