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規制論の矛盾 あのうるさい「児童ポルノ規制」を単純所持規制にするかどうかという審理が始まったらしい。まったく「毎度、馬鹿馬鹿しいお話」である。単純所持を禁止した欧米では全く効果が上がっていないが故に、「日本やロシアが悪い」と問題点をすりかえているだけだからだ。自国内で所持すら禁止なら、よその国がどうであろうと関係ない話ではないか。まあ、禁止論者なんてな存在は既に本欄でも何度か書いたとおり、言ってる事が論理としては支離滅裂。要するに自分は偉いんだゾ、と目立ちたいだけなのに過ぎない。頭のレベルが貧相だから、こんな簡単な矛盾にも気がつかないのだが、おかしなのは単純規制に反対する勢力の活動である。 何故だか分からないのだが、反対派の主張(反論)を聞いていると、こうした禁止派と同じ土俵で勝負しようとしているからだ。画を禁止という件については、創作に対する足かせになるなどと反論する。そんな必要はない。画が禁止なら「宗教画に出てくるキューピッドの絵も全部禁止なのだな」と相手に確認すればいいだけなのだ。相手がYESと言ったらまず当該する書画の塗りつぶしからやってもらえばいい。NOだと言ったら、権威には腰が引けるのかと糾弾すればいい。「あれは神だからいいのだ」と屁理屈を述べたら、それならコミックスやアニメも宇宙人だとか神だとか言えば良いのだ。何なら写真だって「これが地球人だという絶対の証拠はあるのか」という反論が可能となる。これでチェックメイトだろう。 上で指摘したように、こうした禁止論者は単に「俺は正義の味方だ」と言って目立ちたいだけなのに過ぎない。すなわち本件はあの差別用語禁止と本質的に同じなのである。恐らく同じような顔ぶれが並んでいるに違いない。差別用語を禁止して差別が無くなったなどという事実は全くない事が明らかになって、矛先を変えただけの話だ。ミスコンは差別だとか、モデルは痩せすぎだとか幾つかネタを探したが、ミスコンについては「見た目で差別だというならあんたたち、何故ブランド品を身に着けて化粧してるのよ」と女子高生に言われて恥をかき、痩せすぎについては「お前らが太ってんだろ」と言われて反論出来ず、いまいち盛り上がらないので次に持ち出したのがこの問題だというだけのこと。如何に学習出来ない連中かが分かるが、そもそもこうした問題は最初っから、単に禁止して何が起きるかはあの禁酒法が証明していたのだし、だからこそこうした連中の知能程度など明白だったのだ。しかるに対抗する筈の顔ぶれがまた同レベルだというのは困った問題と言うしかない。 一応念のために書いておくが、禁酒法の提唱者はその主張に「青少年の健全なる育成」というフレーズを入れていた。結果として起きた事は、皮肉なことに若い世代の夜遊びという習慣が生まれた事であった。潜り酒場は夜半しか開いていない為だ。こういう決まり文句を口にする連中の思慮の浅さが良く分かる例であるが、全く今回も同じ構図である事が明白であろう。禁酒法を唱えた主な勢力がオバサン連中であり、しかも教育者などの肩書きを持っているのがリーダーだったという構図も酷似している。 |
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